○○をすれば成長できる、夢をかなえることができる、
自己実現できる、喜びを感じることができる。
先天的な能力差があることは明らかなのに、すべて努力
で解決できるという、「やればできる」という…いわば
…楽観論への違和感。
「やってもできない」能力や個人差を越えた、新たな「
成功哲学」の模索。
道徳的に正しければいいのか。
能力主義とは道徳的なのか。
「愛情空間・貨幣空間・政治空間」果たしてほんとうに
人が人たるやさしさを享受できるのはなんなのか。
返報性の罠…タッパーウェアパーティー然り・ハレ―ク
リシュナ然り…
そこにはチャルディーニの「影響力の武器」が多くのヒ
ントを与えてくれています。
moyaの日記「影響力の武器/ロバート・B・チャルディー
ニ(社会行動研究会訳):誠信書房」
いろいろ話は膨らみますが…人の判断力はとても多くの
要素から影響を受けていることが語られ。
果たしてそのなかで幸せになるには?
私たちは幸福になるために生まれてきて生きているけれ
ど、幸福になるようにデザインされているわけではない。
帯文にある
「伽藍を捨ててバザールに向かえ!
恐竜の尻尾のなかに頭を探せ!」
バザールとはグローバル市場を、伽藍とは会社・社会・
閉鎖されたコミュニティを比喩しています。
どんな領域も「勝ち組(ショートヘッド)」と「負け組
(ロングテール)」に区分できる。
伽藍で幸せを探そう。
伽藍に閉塞を感じたらバザールもあるよ。と。
好きなことをしよう。
好きなことをやり続け、そこでいちばんになろう。と。
総論「やればできる」というニュアンスに違いはないよ
うに感じました。ww
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