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2015年06月05日

住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち/川口マーン惠美:講談社+α新書

先のヨーロッパ旅行でヨーロッパの空気に触れて、

そこでの暮らしも悪くないかも…なんて思ったmoya。

私的にタイムリーなタイトルへ魅力を感じた本。



島国根性でもあるのでしょうか…
政治力・発言力・表現力に後れを取っている日本。

対等な立場で討論することが日常の欧米社会とそこの教育。
国際社会が言われて久しいですが、日本が後れを持つ部分ですね。


国際政治力・発言力のない日本。


討論が表現力を鍛えている。
実力を見るドイツ、規格化された課題問題の正解率を見る日本。

教育・産業…「見習え!」とばかりに
日本と比較されることのあるドイツですが、
そこにあるのは変わらぬ人の営み。

そこに理想があるというものでもないようです。


国際社会を考えた時…
大戦時や戦後に置かれた立場、そして現代にいたる産業構造、…などなど。
比してEUにおけるドイツの立場と、TPPにおける日本の立場。
そこにもまた似たような轍を見ることができるとは気が付いていませんでした。
…なんだかんだとやっぱり似た者どうしなのかもしれません。ww




感情を表現しない日本人。
その奥ゆかしさがドイツ人には感情がない人と映り。

日本人の奥ゆかしさ、あるいは歯がゆさととるか。
ドイツ人の素直さ、あるいは鈍感さととるか。



福島の原発事故がドイツ国民とドイツ政府の原発政策を変えさせた。
危機意識・当事者意識が薄いのは日本人の国民性なのでしょうけれど、
その自覚があるならともかくその自覚はほとんどの人が持っていないようです。
デモは政治圧力ではなくお祭りに過ぎない日本…ある意味幸せなのでしょうけれど…。

エネルギー・資源政策の苦労はドイツも日本も同じようですが、
それはドイツ・日本だけでなく現代社会国家全てに共通の苦労なのかもしれませんね。


仕事そのものの内容・結果や、
効率・生産性などを意識するとドイツのほうが高そうです。
その点、サービス精神は日本のほうが高いようです。
尺度が違うもの、単純比較はできませんね。ww



ドイツの教育制度は少し窮屈そうです。
というのも、大学進学のチャンスは人生に2回だけ、
11歳で人生の進路が決まってしまうドイツ。

たとえ何歳であろうと学びたいと思ったときに学ぶ手段があるところ、
その点は日本にいて間違いなく良かったと思えます。






ドイツと日本の民族性・国民性って似たものを感じるときもあります。


あっちがいいね・こっちがいいね…なんて、

となりの芝は輝いて見えるもの。


そして、それでもやっぱり我が家がいちばん…とか。


ホームを日本として見たなら「8勝2敗で日本の勝ち」なのでしょうけれど、

ホームがドイツならば「8勝2敗でドイツの勝ち」になったりするのでしょう。




たとえどこであろうと…その社会とそこにある制度、それは

現地に生きてきた先人に培われてきたものに違いありません。


勝った負けたではなく、

その違いを楽しむことができるこの機会。

それが必要なら良いとこどりをしていきつつ、

それぞれを楽しむことができる自由を享受する。

地球に生きる人間としてそのくらいの自覚は持っていたいものですね。



感謝します、ありがとうございます。

ラベル:日本 ドイツ
posted by moya at 19:27| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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