数年後に小惑星が地球に衝突、地球上生命は絶滅する。
それまでの時間を如何に過ごすか、高層団地を中心に、物語はパラレルに語られていく。
それがニュースとして流れていた頃、警察は機能しなくなり街は荒れて、強盗・略奪・殺人が溢れていた。
しかし、最近になって…ようやく街は落ち着きを取り戻してきた。
そんな犯人たちも殺されて一巡したのか、みんな諦めがついたのか。
…そんな舞台設定。
仲違いしたままの父娘・出産を控えた新婚夫婦・妹を自殺に追い込んだワイドショー司会者を殺しに行く兄・三人の話を聴きに行く高校生の年頃の女の子・キックボクシングの練習を再開する男性・宇宙オタクと同窓生…
ドラマを見ているように、淡々と綴られる、人間劇。
メッセージ色があるわけではありませんが、「誰だって、死ぬときまでは生きている」…当然なことを、いまさらに強く思いました。
ドラマを見るつもりで読めば、或いはいいのかもしれませんが。
ありそうな物語なんだけど、ドキュメンタリーのような説得力がない。
どこが…というわけではありませんが、娯楽作品であることを強く感じ、途中で読み疲れてきました。
感謝します、ありがとうございます。



