樹木希林さんの訃報が伝えられました。
日刊スポーツ
「
樹木希林さん出棺、長女内田也哉子が位牌を手に」
個性派・人の味わいを演じることのできる稀有な女優の
おひとりとして、決して自ら前に出ることをされないか
たでしたが、それでも大きな存在感のあるかたでした。
「すべてを愛し受け入れる覚悟」
をお持ちのかたであったような気がします。
ご冥福をお祈りいたします。
日刊スポーツ
「
内田裕也ショック、樹木希林さん訃報あまりに突然…」
突然は突然なのでしょうけれど、近年は全身ががんに侵
されていることを公言されていましたし、そうでなくて
も死は誰もが必ず迎えることであるというのに。
“生老病死”を“諸行無常”を“一期一会”を受け入れること
ができず、混乱するのは男性に多いような気がします。
それを見た女性心理は。
そんな男性だから…なのか、そんな男性でも…なのか。
私はわかりませんが。
虚勢がはがれる瞬間です。
そこで男とか女とか言ってもそれは言いわけに過ぎない
と思うから、もっと自律・自制していきたいと私は思う
のですが。
愛をもってその言いわけを受け入れて行くのも人間らし
さなのかもしれません。
両性識有130ページ
体格・体力などの顕在力レベルは男性のほうが高く、生
命力・精神力などの潜在力レベルは女性のほうが高いよ
うに思います。そんな能力を出し惜しむかのように、独
善的に壁を張り巡らし、自分さえ見えていないような、
居直り開き直りを見せる人。他力本願で自助努力を由と
しない、アイデンティティーの拠りどころに被害者意識
があることを感じさせるような人ってとてももったいな
く思います。
…
男性はハレの舞台=神輿の上が似合い、女性は思慮分別
に長けるということでもあるのでしょうか。
男性には”ハレ“の、女性には“ケ”の、相対的な世界がある
ような気がします。
…
夢見がちでお気楽能天気な外向き論理思考の男性、現実
的で能天気じゃいられない内向き情感直観志向の女性(
あくまで世間平均の一般論です)。
俯瞰・鳥瞰思考な男性と、近視眼的な女性(それには個
人差があります)。
…
人間の半数を占める男性。
女性が男性に魅力を感じる心理がわかりません。
世の女性は男性に何を求めているのか…。
私だけの特別な愛情を向けてくれるやさしさ? 経済力
? 共有・共感できる価値観? 包容力? 尊敬できる
人間性? ステイタス? 家事・育児へ共に向き合える
パートナー? リーダーシップ? 逞しさ? …。表面
的な一過性の魅力=ルックスはもちろん資産だの職業だ
の…比較優位な相対価値を求めるのも、その内面あって
のことなのでしょうから、若気の至り・流行病みたいな
ものとしてアリなのでしょう。しかし今に至る多様性を
DNA・遺伝子だけで説明できないのは明らかですね。
男として憧れを感じるような…素敵な男性もいらっしゃ
います。そんな男性が張り子の虎であることくらい女性
なら見抜けるでしょうに、そんな男性をかわいいとか?
それも程度問題でしょう?
…
それこそお気楽能天気な男性のほうが…、神輿の上が似
合うような男性のほうが…。
その目には男性的な男性ほど魅力的に映る…?
あ、なるほど。話が繋がりました。それがすべてではな
いでしょうが、理にかなった道理のようにも思えます。
両性識有143ページ
その愛が受け入れられるか否か、結婚するか否か、老後
を一緒に暮らせるか否か…。
階層の違いだなんだと、年齢差がどうだと…。そんなに
条件が必要なほど自信がないの?子育ての都合だ…社会
制度の都合だなんだって…、例えば結婚という「制度」
を煩わしく感じます。その「契約」には「お金」や「家」
など、象徴的なものが多数絡みます。
それぞれがそれぞれを尊敬し、無私に相手の幸せを願
う者どうしが一緒にいるのは自然なこと、変化に伴いそ
のベストパートナーが変わることもまた然り。
「何があっても一緒にいる。自らの自由を喪失するこ
とに臆せず、家庭を守り子を育て、幾多の風雪を乗り越
えて生涯添い遂げる」
moyaの想いは、そういう素晴らしい方々が多くいらっ
しゃることへ甘えたものでもあります。しかしそこに息
苦しさを感じ、嘆く方も多くいらっしゃいます。
そもそもそれは手段のひとつであって、どちらが正解・
正しいのでは決してない。幸せの総和が最大であること
を願い、ベストを尽くしていく。近視眼な評価は無用。
同140ページ
無私無欲に相手の幸せをひたすら祈ることができる「愛」
、もうそんな頃合いでもいいよね。
その源泉は自らの中に。
感謝します、ありがとうございます。