自分ひとりの力で一億円稼ごうとするのではなく、何でもかんでも自分でやろうとするのではなく、御縁ある方々へ感謝を持ちつつ、稼いで頂こうと・稼がせて頂こうと…成長を共に喜んでいこうという経営者の哲学・考え方を綴った本。
サーティーワンとタックルベリ−という全然異業種に思えるような商売をしていても、その土台は同じなんですね。
文末の言葉…「ケタ違いのことをやってのける自分たちの可能性を信じて、ともに行動を起こそうじゃないか。」
社会へ…特に若い世代へのエールが感じられました。
21任せる技術を体得し、寝ている間に稼ぐこと。経営者はこの域を目指すべき。
35ハーゲンダッツは、卸売りをメインとする方針に切り替えた。これは利益を確保できる有効な戦略。しかしディスカウントになりやすく、ブランド価値の維持が難しくなる。専門店のチェーン展開はサーティーワンだけ、ニッチ市場を独占。
38学ぶ力は社会での実践を通してのみ培われる。お店は社会を学ぶための最高の学校。
40私(経営者)の役割のほとんどは、社員や幹部を教育すること。
46すべて見せることが信頼の証。見えることから相互信頼が生まれる。
51何でもかんでも自分でやろうとしたがる人が多すぎる。
116実力がつけばつくほど、謙虚になっていく。
123お客様が上の「逆三角形」…みんながお客様のほうを向いて仕事をしている。
138大組織ではなく、そうした多数の小組織を統合するシステムを持っている組織が、絶対に伸びていく。
146「一店突破、全面展開、ワンパターン」
154負けないようにすることにかけては、私は非常に慎重を期している。
156非常識なことに挑戦していかない限り、人間も会社も衰退していく
158「任せる経営」をしていけば、「寝ている間に稼ぐ」
160 CtoBtoC
170融資枠をとっておく、立地の目星をつけておく、条件に合う話しが来たらすぐに動く。
174つねに「代替案」を用意しておく
192自分の考えに執着しない方針に切り替え
195ディスクローズ…銀行にお金を借りに行くのではなく、お金を出したいなら出しなよ、と言えるようになる。「戦わずして勝つ」
198帰納法で考える
208「何をするか」ではなく、「どんな人になるか」と考えてみてほしい。
213相手に思い込みで期待したり、誰かのせいにして責めたりするのは間違い
216草食系だろうが、肉食系だろうが、やれる奴は自分でちゃんと伸びていく。
222余裕を持つこと…余裕がないと、辞めることも、断ることもできなくなる。
231悩みは過去にあり、問題は未来にある。
238「起業家」ではなく、「企てる」という意味の「企業家」を目指してほしい
242自分のためにやるのは欲で、人のためにやるのが夢だ。若い人たちにはぜひ、「欲」ではなく、「夢」を持ってもらいたい


posted by moya at 12:48| 静岡 ☀|
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