お買い得アイテムが大集合!買うならやっぱり楽天市場

2007年06月13日

パティシエへの道5

薄暗いお店の中で右往左往していると家が近所らしい通りすがりの人から時々声をかけられる、「こちらケーキ屋さんなんですか?」
「はい、もうじきオープン予定です」
「楽しみにしていますね^^」
素直な気持ちでプレッシャーをかけてくれるからいたたまれない、そんなに期待して待たないで;;;


バイトは使うの?
んー、決めてなかったけど開店前後に人手が欲しいのは確かだし…。

結局求人情報誌へ掲載依頼、まさか応募が無いなんて事はないよね…祈る、4人応募がある…ほっ。

当日に都合がつかない1人だけ日をずらして、3人同じ日に時間をずらして、工事中の店舗近くの喫茶店での面接となる。
面接を受けたことはあるけれど面接する側は初体験、色々お世話になっている先生にここでも登場してもらい面接に付き添ってもらう事に、結局先生には近くの席で他人のフリを決め込みながらこちらを観察してもらうことにする。
「今日はお忙しい中ありがとうございます。早速ですが履歴書はお持ちいただけました?」
…何を言ったのかほとんど覚えていないが先生曰く「まぁ変なことは言ってなかったし、あんなもんじゃないかな。」




あれ?卵がない!しまった…残り個数チェックしてなかった…。
いつも配達してもらう卵屋さんに電話しても今すぐ来てはくれないよね、じゃ近所のスーパーで買ってこようか…、卵2パック購入。
そしてケーキ作り再開、でもいつもと何か勝手が違う、生地の手応えがはっきりと重い。

レシピは?
 変えてない。
分量間違えたか?
 記憶をたどっても間違えた気配はない。
  なんで?どうして?

ふと卵のパックに目をやると…そこに<M>の文字!
うそ!それじゃいつも使っていたのは…伝票を見るとそこに<L>の文字!
<M>と<L>の差が約10gみたいだから…卵3個使う生地ならその差は30g!
例えば小麦粉10g変わればその差ははっきり解る、卵の分量がそれだけ違えばあの手ごたえも当たり前!

それからです、卵のサイズを気にするようになったのは…、お恥ずかしい。
よくレシピに(卵?個)とかあるけれどその卵のサイズも指定してないと不親切だと思います!


ふっくらしてないスポンジだから普通よりも薄くスライスしてごまかしている、それならなんとかクリームを押し出す前にスポンジへフォークが入る。とりあえず見た目はケーキだけど美味しい!ってモノじゃないのは確か、口に入れた途端にとろけ…なんては夢の話で現実は噛みごたえのあるケーキっていうなんとも言いがたい代物。
本に載っていたレシピから砂糖を半量に減らしたレシピを基本に、10g単位で砂糖を増やしたり減らしたり小麦粉を増やしたり減らしたりバターを増やしたり減らしたり、色々試してみても期待する結果が得られない。なんとかしなきゃ…と思い5g単位にしてみる、だが後から思えばその時は方向性が掴めていないんだからむしろそれは道程を長くしただけの愚策、出口の見えないトンネルの中でもがいているようでどうにも煮詰まっていた。


もがいていてもケーキが出来なくても無情に時間は過ぎていく。


まだ一度にたくさん焼くことが出来なかったから一台ずつの焼き上げ、そんな調子で開店しても商品が無くなってしまう事は素人考えでも容易に想像がつく。

せめて開店時だけでもショーケースを一杯にして…明らかに試作品と言うケーキ達の中からまだ見た目が良い物をピックアップしてショーケースに並べていく。

…やっとオープンかい。
…もうオープンかい。
posted by moya at 18:31| Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

パティシエへの道4

出た数字を携えいざ銀行へ。その数字約一千万!
それまでの人生でこれだけ大きな金額を動かしたことはないのでちょっとどきどき。
といっても現金を手にするわけではないので金額の大きさに対し現実感は薄い。

「早速ですがこちらが今回の見積もりになります、よろしくお願いします」
「解りました、金額が大きいのでちょっと時間はかかるかもしれませんがまぁ大丈夫でしょう」
やっぱりその数字は大きいんだよ…、返事を待つこと数日…。
やっぱりその数字は大きすぎたか…、不安を感じ始めた数週間したころようやくOKの連絡。

融資も決まり製菓材商社も退職し後は開店一直線!
(株式会社SのS社長、感謝しています
ありがとうございました!)

店舗工事の完成は当初の予定では11月、X'mas商戦前のオープン予定だったがまず一週間延び…更に一ヶ月伸び…X'mas商戦には間に合わないのが確実になり…いっそ来春オープンか?
なんてのんびりX'masを過ごしていたら…工事は一月中には仕上がるという!
そして二月オープンと本人の知らないところで話がいつの間にか決まっている!!

うそ?!
まじで?!
まだメニューも決まってないのに!
工事が終わり店舗完成したら後一週間しかない!
それまでに並べるケーキのメニューだけでも決めておかないとどうしようもない!

気が付いたらお尻に火がついて燃えていた。

家のオーブンで色々焼いてみるがただ焼いただけでは腹の足しになるだけ、それがレシピになるには…どうしたらいいんだろう。
いわゆるケーキというとやはりイチゴのショートケーキか、しかしその土台になるスポンジが焼けないのでは話にならない。
そんな月並みなものいらない!といえば聞こえはいいが生クリームとスポンジで仕立てたケーキがないケーキ屋さんもどうかと思うのでそういうケーキも何か考えないと、この時点でそれなりに商品力がありそうなのはチョコレートケーキ=ガトーショコラだけ、商品がない。


ヒントもつかめないまま時間は過ぎていき、いよいよ店舗完成!

新築の匂い、新しい什器。
わー、新品だー!

なんて浸りたかったけれど、そんな余裕はないと自分に言い聞かせ、自宅からミキサー等を持ち込んで試行錯誤再開。
まず同じ要領で…でも折角大きなオーブンなんだから3台位いっぺんに焼いてみよっか〜…と基本のスポンジを焼いてみる。
新しいオーブンでの第1号完成〜とオーブンを開けてみてがっくり、ぜんぜん立ち上がって…ふっくらしていない、高さがイメージの半分くらい。
こんなので生クリームをはさんだケーキを仕上げても美味しくない、だいたいフォークが入らないから切ろうとしてもクリームを押し出してしまう!
そして二台三台焼いてみるがどれも高さが足りない、立ち上がっていない。レシピは自宅で焼いていた当時と何も変えてないのになんで?どうして?
原因が皆目見当付かない。
じゃあ十八番の(つもりの)チョコレートケーキなら…焼いてみるがやはり立ち上がってくれない、なんで?どうして?

最近人気のタルトメニューも欠かせない!
とスポンジは一旦棚上げ。

タルトに基本になるタルト皿
仕込んだ生地をタルト型に敷こうとしても千切れてしまうばかりで使い物にならない、熟成不足かと考えて出来た生地を一晩冷凍庫で休ませて翌日扱ってみても変わらない、麺棒に巻きつける段階で自重に耐え切れず千切れてしまうのはなんだかまともじゃないよなあ…。
なんで?どうして?

ケーキがダメでタルトもダメじゃ売るものがないじゃん、なんとかせにゃ!
気持ちは焦りまくる!でも原因が解らないのでなすすべがない;八方塞がりの中次々に仕上がる失敗作;;

わけがわからず以前話を聞いたケーキ屋さんに聞きにいく…タルト生地が千切れて使い物にならないんです…。

そしたら一言、バター溶けてないか?

そうか・・・バターを練ってポマード状にするって決して溶かしているわけではないんだよ!
目からウロコ!

よしそれなら・・・と、まず一回練ってから冷蔵庫で休めて、卵を加える毎・小麦粉を加える毎に冷蔵庫で休めて、仕上がった生地をまた冷凍庫で一晩休めて。翌日どきどきしながら生地を取り出しのばしてみる、すると千切れない!やった!!

まだスポンジがまともに焼けないから商品としての完成はタルトの方が先になるか…、しかしこれといってタルトを考えていなかったので商品イメージが何もない。スポンジが焼きあがらない以上ケーキの商品化は厳しいからタルトの商品を早急に考えないと…。
posted by moya at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月11日

パティシエへの道3

再び登場「ケーキとパンの作り方」
そこに載っていたガトーショコラを基本にする。
まず砂糖を半量に減らして、ココアパウダーが入っているのを見て…作りたいのはチョコレートケーキでココアケーキじゃないからこれはいらない…と同量の小麦粉と入れ替えてココアパウダー削除。
そんなレシピから始めて何個か焼いてみるがなぜかふっくらしてくれない、立ち上がってくれない。…チョコレートが重いのか?でもチョコレートの量は変えてないから無理はないはず、なんでだろう…。

営業先のあるケーキ屋さんで聞いてみた、チョコレートケーキがうまく焼けないんですよぉ…って。
んー、作っているところを見てみないと解らないねぇ、いい加減なことは言えないし。よかったらこれあげるから参考にしてみて。と一冊の本を頂く、
「弓田亨・フランス菓子」…その後この本からどれほどのヒントを得たかわかりません!メル・カンパーニュのUさんありがとうございました!
また別のケーキ屋さんで同じように聞いてみる。
「卵黄をちゃんと泡立ててるか?卵白はもちろんだけど卵黄だってしっかり泡立てないと違うケーキになっちゃうぞ!」そこまで意識はしていなかったけど工程として手を抜いているつもりはなかったから、はぁ…と解ったような解んないような返答で茶を濁す。でも後になってその意味が解る、卵黄を泡立てる=乳化させる!つまりしっかり泡立てていないと他の材料と馴染まず味わいがまったく違うモノになってしまう!パウンドハウスさんありがとうございました!

ここまで来るとありがちな粉糖仕上げではつまらない、添えて一緒に食べて美味しそうなのはやっぱり生クリームか、しかしそれもどこかで見た覚えがあるからそのままではつまらない…もう一捻りほしい。
そこでひらめくコーヒークリーム!色的にも同系でいいじゃん!
コーヒークリームで「HAPPYBIRTHDAY」と書いたら喜んでもらえるかな?

めでたく完成!箱に入っている姿は美味しいケーキの雰囲気そのもの!
授業が終わった教室でいざ切り分けて食べてもらう、…どきどき…。
その評判は上々、「本当に作ったの?買ってきたのじゃないの?」「こんなケーキが出来るならケーキ屋さんやれるんじゃない?」…そんな振る舞いケーキに辛口の批評があるはずないと解っていてもそうして言ってもらえると悪い気はしない、もしかして木に登れるか・・・と意識し始める豚。

「フランス菓子」を手本にスポンジケーキを焼いてみる、曰く求める生地によって卵の泡立て方も変える、卵黄と卵白を一緒に泡立てるか別々に泡立てるか。
まずはなんといってもふっくら柔らかなスポンジケーキを焼いてみたい!それには一緒に泡立てる共立てが合うらしい、そこにはいくつかポイントがある。卵黄を潰してから砂糖を入れること・泡立てる卵の温度を一定にすること・ハンドミキサーのスピードを使い分けること…、そして何より目の細かい生地を作るには粉を全量入れてから回数多く混ぜること!どれも今まで気にしていなかったことばかり。
その手法で学んだことの一つ、泡立てる時間を計測すること、卵(L)三個位の生地(≠6号=18cm)なら3分30秒位。その間も時間の経過をただ待つんじゃなくハンドミキサーをボールの中で(私は右利きなので)ひたすら右回し、そうすることで卵を均質に泡立てることができるみたい。

そうして喜んでもらえたことが嬉しく二度三度と食べてもらっていたらクラスメイトから「お店やるなら銀行紹介するよ!」との申し出。
…んー、やれたらいいけどまだそこまで考えてないから・・・。
茶を濁すもののそれはもちろんやぶさかではない、銀行と縁が出来るなら良い店舗さえあれば後は気持ち次第って事?もしかしてチャンス!?
銀行へ融資を申し込むためには金額がはっきりしないとならない、そのためには店舗・設備が決まってないとならない、まずは店舗探しか…。
繁華街に構えるのが常道だろうけどなんと言ってもまだレシピはおろかメニューすら決まってないんだから軌道に乗せるにはきっとそれなりに時間がかかる、繁華街じゃあ高い家賃が負担になりレシピの完成を気長に待つなんてきっとしていられない、それなら郊外に開いてみようとめぼしい物件を探し始める。

ここは?…と目に付いたテナントは静岡駅から西へ二つの用宗駅から徒歩五〜六分、市街からは離れるけどそれでも駅前の好立地じゃない?!
カラーコーディネーターの講師先生の本業がその方面のデザイナー、その縁で「ためしにデザインして見積もりだしてみてもらえますか?」、なんてお気楽にお願いするもののそれは簡単な作業ではない!そこに使う建材がピンキリなら施工業者もピンキリ、更にデザインを左右する什器備品の絡みもある!ためしに…なんて簡単な話じゃないんだよ。

しかしそんな大変な作業も先生の溢れる才能と豊富な人脈のお陰でそつなくクリア!(D'-conpanyのM先生ありがとうございました!)
posted by moya at 18:24| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

パティシエへの道2

自分の時間とお金をすべてつぎ込んでいたようなものだったから降りたは良いが何をしたらいいのかわからない。…とりあえず食べるか!なかばヤケ食い的に食べ歩き始める。市内近郊で…和食・洋食・中華・デザート…ジャンル問わず気になった色々なお店のドアを開ける。
食べることに興味を覚えて仕事も色々お世話になった医療関係の商社から食材卸の商社へ転職。(I社長ありがとうございました、感謝しています!)
しかし食べ歩きはお金がかかる、ランチサービス狙ってみたりするけどどうもままならない、だったら自分で作ってみようか!和・洋・中…煮物焼き物和え物…、カレーにこだわりスパイスから選んでみたり、かつおだしと昆布だしの違いを味わってみたり、肉の焼き具合にこだわり…でも一枚肉は高いので三食ハンバーグだったり。

その勢いでデザートにも食指は伸び、「ケーキとパンの作り方」なんて本を教材に作り始める。
んーと、材料は…〜卵4個、砂糖120g、小麦粉120g、バター60g〜
〜まずボールに卵と砂糖を入れて泡立てる〜
ほいほい、どんくらいやればいいのかわからないけど…もったりリボン状になるまでというとこんなもんかな?んで?
〜粉をふり入れ切るように混ぜる〜
ふり入れるというとまとめて入れちゃダメ、少しづつ入れていけということだね?
〜粉っぽさがなくなったら溶かしたバターを加えさっくりまぜる〜
さっくりって???とりあえずまぜてみよう…。バターが…60g!?そんな小さな鍋ないよぉ!!
そこで目に留まったのが海苔の缶!のフタ!!
取っ手ないのが使いにくいけど60gなんて小片溶かすにはちょうどいいじゃん!よしよし♪
母からクレームは来たけどね;

よし、生地完成!
〜型に流し込み180℃に熱したオーブンで40分〜
当時家にあったのはホームセンターで¥1、980−で売っているような代物だから温度設定は高中低だけ、そんな細かな温度設定は出来ない!!しかし低温のメニューリストの中にスポンジケーキとあったのでそれを頼りに低温で40分焼く。
…わくわく♪…
ふっくら焼きあがったケーキがそこにあった!
冷めるのももどかしくいざ試食…出来るじゃん!美味しいじゃん!いいじゃんいいじゃん!!
そうして焼き上げ食べてみて思ったのはとにかく甘い!甘いばかりで他の材料…小麦粉・卵・バター…の味わいなんてありゃしない。だったら砂糖を減らせばいいんじゃないか?
うん、まず半分にして焼いてみよう。



出来るじゃん!食べてみてもそんなに変わらないじゃん!美味しいじゃん!!
んじゃもっと減らせるか?10分の1ではどうだ?



焼きあがるが膨らみが明らかに少ない…高さが半分位か…、砂糖10分の1はいささか無理だったか?それでも砂糖半分にしても美味しく焼けるとは大発見!

それじゃあ小麦粉減らしたらどうなる?バター減らしたらどうなる?
材料を色々増減させてみる、そんな作業がバイクのセッティングでキャブレターは?Fサスは?Rサスは?なんて試行錯誤しているみたいでちょっと楽しい♪

そんな調子で作っていると一人では食べきれないこともあり、当時通っていたカラーコーディネーターの教室で食べてもらおうと振る舞うと結構評判が良い。
そんなクラスメイトの一人から「今度私の誕生日♪チョコレートケーキが食べたいな~」
なんて言われて作らずに居れようか!
食材業者に居るを幸いに輸入から国産からチョコレートの情報収集、そしてベルギーのカレボー社が美味しいとチョコレートは決定。

チョコレートケーキと一口に言ってもその形は大きく分けて二つ、スポンジ(ケーキ)にチョコレートをかけるか、チョコレート入りのスポンジを焼くか。
やっとスポンジが焼けただけなんだからそこへチョコレートをかけるなんて言うと間に挟むモノも考えないとならないし難しそうだしめんどくさい、中に入れちゃえば焼きあがり=完成じゃん。ガトーショコラってのがそのタイプのケーキかな…しかしガトーショコラと言ってもいろんな形がある、均一にふっくらしているものや真ん中が落ち込み潰れた感じのものやら。
全体にふんわり膨らんでいて口に入れれば濃厚なチョコレートの味わいがあるなんて美味しそうじゃない?…なんてイメージは完成、現実はこれから。
posted by moya at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

パティシエへの道1(バイクレース活動のクライマックス)

地方選手権最終戦。
FISCO・富士スピードウェイ。
天候、晴れ。

第一戦六位、二戦六位。


レース活動始めて何年になるだろう…未だ表彰台はおろか入賞経験さえないのは寂しすぎる、レースしてきたからには一度は表彰台に登りたい。250から750に乗り換えて出場するクラスも変わり、今までで最高の成績で迎えた最終戦。



雨のレースになりました。
スペアホイールにレインタイヤなんて用意はないからホイールを外して出店してるタイヤサービスに持ち込んでレインタイヤ1セット購入・装着、ピットに持ち帰ってホイール着けて一息。
…新品タイヤは一皮剥けるまで滑りやすい…って聞いたことがあったから応援に来てくれていたMさんにも手伝ってもらってタイヤの接地面全体にヤスリをかけて一皮剥いておく。


午前中に行われた予選A組はだいたい60台
スターティンググリッドはゼッケン順=抽選みたいなもの、クジ運悪く後ろから二列目のスタート。
団子状態に飲み込まれるのは必至、だけどそれでもスタートでどこまで順位を上げられるか…それ次第であとのレース展開がかなり違ったものになる。

シグナルブルー!!

タイミング良し・クラッチミート良しの好スタート、前を睨みながらの全開フル加速で前方1・2列くらいは飛び越せたかな。
それでも前後左右・周りにバイクとライダーがいっぱいいるから、まだ団子状態の真ん中にいるのはわかるけど何位くらいにいるのか全然解らない;
抜かれることなく目の前に現れるバイクを次々にかわしていって一周回ってきてのホームストレート、「今何位?!」ってサインボードを見ようとピットに目をやる…だけどサインボードが出てない!
…当たり前・一周目が終わったところじゃまだピットも順位が解ってない;


二周目、目の前に現れるライダーを次々にパスしていく。今のところ私をパスしていくライダーはいない。
ホームストレートに帰ってきてピットを見る「35」って出てた、一周目が終わって35位だったんだね、それから一周回ってくるまでにも何台か抜いたからそれよりも上にいるってことだよね。


三周目のストレートエンド、1コーナーのブレーキングポイント付近。ここでまた一台パスしたんだけどパスしたライダーのブレーキングポイントが妙に早かった、こっちはまだ全開中だったから後ろにつけていたら突っ込んだかもしれない;
私がブレーキング始めたポイントはそれより100mくらい奥、いくらウェットレースだといってもやっぱりそのライダーのブレーキングポイントは早すぎるんじゃないのかなぁ…って余計なお世話だよね。
^^;


一回りしてきてのホームストレート=四周目に入るとこ、ボードを見ようとピットを見ると「23」って出てた、二周目が終わって23位だったんだね、それから一周回ってくるまでにも何台か抜いたからそれよりも上にいるってことだね。
一周前の状況しか伝えられないサインボードってもどかしい;
xx;


そろそろ団子状態からは脱してゴボウ抜きって感じじゃなくなって、一台一台丁寧にパスしていく。
100R立ち上がってヘアピン進入のブレーキングでまた一台パス。


四周目から五周目に入るところのホームストレート、ボードを見ようとピットを見ると「12」って出てた、三周目が終わって12位だったんだね、それから一周回ってくるまでにも何台か抜いたからそれよりも上にいるってことだよね。






場内アナウンスで下位から一気に順位を上げてきている私を紹介してたんだって!!
Mさんが撮ってくれたムービーで後から聞いたよ♪
「moya選手です!」
v( ̄ー ̄)




予選A組の結果は三位♪

予選B組の一位は”あの”岩城晃一!

タイム順に並べると岩城晃一が三位で私が四位。
レースしている実感が嬉しい。
^^♪

予選結果は四位、決勝レースは12周。
フォーメーションラップを終え最前列のスターティンググリッドへ…。
前に誰もいないって気持ちいい!

スタート一分前ピットクルーコースアウト、腕を組み精神統一なポーズをとる。

シグナルレッド点灯、さーて…。
シグナルブルー!。!!!

1コーナー立ち上がると前には二台、どちらも岩城じゃない〜岩城は後ろか〜。

三位キープして迎えた八周目、100R走行中に自分のバイクとは違うエンジン音が重なってくる〜なんだ?誰か来るのか?〜。
100R立ち上がって次のヘアピンの入口でインを挿される〜

!岩城!!

〜おーっし、バトル開始!〜
しかしコーナーごとにその差は開き、ストレートではスリップにも入れず差は開く一方;

バイクの性能差…だけじゃないな、ちくしょー待てー!


しかし少しづつ確実にその差は開きレース終盤にはその姿も遠く単独四位キープ、そのままゴール。







〜あ、あれは以前お世話になったバイク屋さんの社長夫妻、見舞いに来てくれたんだ〜



〜翌年〜
気が付いたら病院のベッドにいた。???なんだ?何でこんなとこに寝てるんだ?ここは…病院?病院に寝ているって事は事故ったか?
移動はもっぱらバイクだった当時、聞けば当時入院していた母の見舞いの帰り道にUターンしようとした対向車に進路をふさがれて突っんだという、診断は外傷性くも膜下出血、最悪の事態も覚悟してくださいと言われた一ヶ月の昏睡状態から現実を取り戻す。

都合二ヶ月ほどで退院、クビになっても不思議ではなかったけれど会社へも復帰。


前年の地方選手権年間ランキング三位

やっと表彰台が見えてきたのにこのままでは終われない!
練習走行からレース活動再開、しかし以前のタイムに遠く及ばない。

ブレーキングポイント・倒し込みポイント・スロットルオープンポイント…各々明確に決めているわけではなく感覚で走っているようなもんだったからこうなってしまうと以前どんな走りをしていたのか解らなくなってしまう、人に聞いて解るようなものでもなくただ漠然と速さを求め繰り返す練習走行。


焦るとコーナーの進入速度がオーバースピードになりがち、度々コースアウトを繰り返す、以前ならもう一度バイクを起こして再ブレーキングとかリアブレーキを引きずるようにかけてスピードを殺すとか対応出来たのに今はオーバースピードとわかっても対処できず運を天に任せてしまう…。


気持ちと裏腹に詰まらないタイム、気持ちは焦る。
気負った挙句にオーバースピードで進入した100Rでコースアウト、ついに転倒!



ライダーは無傷、バイクは大破。

今はまだ体へのダメージはないけれどこんな状態ではバイクを潰してしまうばかりで速さに=タイムに結びついていない、修理代もタダではない、体にも財布にもきつい。志半ばだけど止めざるを得ないのか…いや止めることはない、機を見て再開することにして今は休止に…。



会社から自宅への帰り道、脇道から出てきた車がこちらの進路をふさぎ突っ込む…また事故!
しかし今度は意識をなくすことなく救急車で病院へ、診断は右膝内側剥離骨折−全治一ヶ月、軽傷軽傷。日常の足に使っていた90ccのバイクは廃車。


一旦バイクを降りよう、再開できるならまた…。
posted by moya at 18:11| Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする